財産管理支援とは

高齢者の中には、外出して買い物をするのが難しい、離れた場所にある不動産の管理ができない、という悩みを抱える方々が多くいらっしゃいます。
もちろん、代理人や使者を毎回立てることによって、これらの法律行為を行うことは可能です。
しかし、法律行為のたびごとに委任状を作成するのはわずらわしいですし、代理人や使者を長年務めてくれた人が、将来家族から責任を追及されるトラブルもしばしばあります。
また、そもそも、代理人や使者を務めてくれる人を見つけることができないケースも多いのではないかと思います。
判断能力がしっかりしている間は、成年後見制度を利用することもできません。
このような場合に有効な方法が、財産管理委任です。
財産管理委任には、いろいろな形がありますが、当支援協会が提供するサービスは、ご高齢の方が、信頼できる専門家と納得いくまで話し合ったうえで、専門家と契約し、包括的に財産の管理を任せる、というものです。
財産(資産)管理支援に関するご契約は、社会的信用の高い公正証書の形式で結びますので安心です。
この財産管理委託契約に併せて、将来に備えて任意後見契約を結ぶこともできます。
当支援協会は、法律の専門家である弁護士を通じて、財産管理委任に関する全般的なサポートをいたします。